あなたはお風呂上りの髪にこんな間違いをしていませんか?

長谷川誠

2016年09月11日 12:00




お風呂上りに髪を乾かさず、濡れたままにしているあなたは、今すぐ乾かしてください!



さもないと・・・


【お風呂上りにすぐ髪を乾かして欲しい2つの理由】

面倒くさいからといって、いつまでも髪が濡れたままで放置しておくのは絶対にダメです。
なぜなら、

1、キューティクルが剥がれて、髪が傷む。

2、頭皮に常に存在している菌が繁殖してフケ、かゆみ、臭いの原因になる。



髪は濡れていると、水分でパンパンに膨らみます。



そこへ、クシやブラシなどで摩擦を加えてしまうと、キューティクルは剥がれてしまうのです。



キューティクルを失った髪の末路は、髪が細くなり、切れやすくなり、枝毛が増え、ケアから―の色持ちが悪くなり、絡まりやすくなり・・・・



とにかく百害あって一利なしなのです。




そして頭皮に常に存在している菌が繁殖することによって、フケ、かゆみ、臭いの原因となってしまいます。
お風呂上りに髪を乾かすことの大切さをわかっていただけたでしょうか?






【素早く髪を乾かす方法】

お風呂上りに髪を乾かすのは面倒です。しかも夏、冬は冷房や暖房の効いたリビングへさっさと行きたいものです。
そんなときのために、素早く髪を乾かす方法があります。



まず、左手に乾いたタオルを持ち、右手にドライヤーを持ちます。



こうしてタオルの上からドライヤーの熱を与えていくと、タオルの吸水力も手伝って髪が素早く乾くのです!



【お風呂上りの髪に、絶対やってはいけないこと】

上記でも少し触れたように、水分を含んだ髪はパンパンに膨れていて、摩擦に対しては非常に弱い状態です。



そのため、こんな行動は絶対にやってはいけません。

・髪を絞って水分を切らない

・濡れた髪へのブラッシング



髪をまとめて、雑巾のように絞ることは絶対にやってはいけません。また、髪と髪を擦り合わせてシャンプーをすることもダメです。



おそらく、最もキューティクルを剥がす行為となります・・・



また、濡れた髪へのブラッシングもできれば避けてあげたいところです。



髪が濡れていると、ブラシの通りが良いのでついついやりたくなってしまうのは分かりますが、これもキューティクルを剥がす危険な行為となります。



【追伸】

濡れた髪はとにかくデリケートです。特に摩擦にたいして非常に弱くなっています。



つまり、とにかくお風呂を上がったら髪を乾かして欲しいということです!



毛髪診断士の長谷川誠です。



浜松工業高校→東北学院大学
学生時代はテニスに情熱を注ぎ、念願の全国大会に出場するも全国での通算成績が2勝9敗とこっぴどくやられ現実を思い知らされる・・・しかし物事に取り組む大切さと、競争に勝つ大変さを学ぶ。
大学卒業後は浜松に戻り、繊維商社に入社。

その後は美容師だった母の影響もあり、毛髪の世界へ。
そこで、髪の毛の奥深さに取り付かれ毛髪診断士となる一方、髪の毛に関する間違った情報や、都市伝説を今も信じている人がいかに多いかを知る。
そんな歯がゆい経験から、大人のシャンプー.comでは、自分自身が何度も使って納得したものだけをご提供するだけでなく、髪に対する正しい知識とアドバイスも同時に行っている。
お客様限定の「キューティクル診断」もそんな想いから、今も無料で行っている。



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